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価格.COM経由で液晶テレビを買って思った事 [徒然なるまま]

価格.COM経由で液晶テレビを買って思った事          2012年12月28日

 

この冬7年ぶりに液晶テレビを買い替えた。HDDブルーレイレコーダーを買った事がキッカケだった。私の現在のテレビは2005年に買った37型のアクオスなのだが、当時24万円超の値段だった。ボーナスを叩いて買った訳だ。しかしHDDブルーレイレコーダーを買ってHDMI端子に接続するとテレビ側で認識しなかった。こういう事情に詳しい人間に色々な案を出してもらって試したが残念ながら新しいHDDブルーレイレコーダーはアクオスで見ることが不可能という結論に達した。

従ってまだ普通に使えるアクオスを諦めて液晶テレビを買う事にした。私は使い倒すタイプなので滅多に使える状態のものを手放す事はしない。従ってアクオスは春に引っ越しをする甥に無償提供することにした。2005年の亀山工場製造の製品は結構良く出来ているからまだ4-5年は使えるだろう。残念ながらHDMI端子は死んでいるが・・・。

しかし予想外の出費になるので、出来るだけ安く手に入れたいのが人間の心理だ。

価格.COMで調べると様々なタイプが様々な値段で出ていた。

私は目指す機種を絞り、ビックカメラに実機があるかを確認しに出かけてみた。

価格に大きな違いがなければビッグの方が目の前で確認して購入できるので安心だからだ。ポイント還元もある。

幸い実機を見る事が出来、なおかつ価格.COMとビックカメラの価格とも比較出来た。価格.COMの方 は40型で66千円程度(税込)だ。

私の目指す製品は価格.COMとビックカメラで16千円程度のかい離があった。ポイント還元もあるが、現状の支出幅はこのままだ。

しかし7年前、37型が24万円だったのに現在は40型で6万円台だ。大手電機各社がテレビ事業部の赤字に苦しんでいる実態を消費者になり、現実的に肌で感じるようになった。

そうした傾向を反映してか、躯体は以前に比べて安普請だ。テレビというより液晶パネルに足がついているような感じだ。
原価を下げるためパーツ類も以前より質を落としているようなので、私が買ったアクオスのような耐久性は現代のテレビには無いとも云われている。それでも私には十分だった。

私の助言者は、現代の液晶テレビは5年程度が耐久性の限界なので余り高額が液晶を買うと損した気分になりますよと云う。

私はテレビを通販で買った事がない。それ故製品が事故品だったり展示品だったり新古品だったりする可能性が否定できず、若干躊躇した。しかし消耗品だと割り切って価格.COMの店を利用することにした。

ネット上のユーザーの利用コメントがどこまで客観的で正確かも分からないが参考にはした。

注文し、金を振り込み、物が来た。

結果としては問題なかった。破損もなく、保証書もあった。躯体も店で見たとおりだった。今回価格.COMで利用した店には一定の信頼を置いてもいいのかもしれない。

 

日本はデフレである。30年余り前に300円だった吉野家の牛丼は未だに360円だ。液晶テレビは1/4の価格に下落。経済成長率を考えてもこの価格はちょっとおかしい。結局廻り回って世間は不況感に苛まれている。

消費者としては安いに越したことはない。しかし世の中が廻るための適正価格を下回ると真綿で首を絞めるように自分に降りかかってくるのが現実だ。金は天下の廻り物というが、本当にそういうことなのだろう。電機メーカーがテレビ事業で採算が取れない実態は私の購入価格を見れば一目瞭然だ。

今回テレビを買ってそんなことを考え感じた次第だ。

スマホの出現で、プロバイダーを経由せずとも簡単にネットにアクセスできるようになり、ipadのような液晶端末はまもなく現在のPCの役割をTAKE OVERするだろう。

スマホとipadのような液晶端末に境目はないので、使い勝手だけが境界線になるかもしれない。会社のPCはやがて全て液晶端末になるだろう。

私が次にテレビを買おうとする時代は、もはやテレビという概念がなくなり、液晶画面端末の一部機能としてテレビがあるみたいになっているのだろう。でかいipadがテレビであり端末であるわけだ。

もはや電機メーカーの領分を完全い越えてしまっており、今後の電機メーカーの経営戦略は全く白紙の発想が必要でありそうだ。

 


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